多摩川清掃の後

遊び

市の多摩川一斉清掃の終了後、子ども会のメンバーと別れて、夫と私とサスケの3人で多摩川の中洲に向かいました。

ゴミ拾いの時から、サスケは柳の木を探していました。なぜ柳の木なのかというとクワガタがいるからです。

クワガタ、カブトムシというと、雑木林のコナラやクヌギと思い浮かびますが、河川敷にある柳の木にも実はいるらしいのです。サスケは昆虫関係のYouTubeを見て予習していました。

今回の多摩川一斉清掃に行くかとサスケに聞いてみると、清掃後のクワガタ探しが出来ることに目を輝かせて、返事は「行く!!」

先ほど中洲と書きましたが正確には中洲ではありません。地図を見ますと河川敷に「せせらぎ池」があり、その周りを歩けます。多摩川のサイクリングロードはウォーキングしている人、ジョギングしている人、自転車の人で往来が多いのに比べますと、こちらの「せせらぎ池」のエリアは釣りの人、バードウォッチングをしている人と静かなエリアです。

「せせらぎ池」のほとりに大きな柳の木があります。サスケは柳の木を目を皿のようにして探しましたが、クワガタの姿はありませんでした。樹液も出ていない様子でしたので、まだ早かったのかもしれません。

大きな柳の木があるところは涼しく、釣りをしている家族ものんびり、ゆったりとした時間を過ごして、私が知っている多摩川とは違う異空間を楽しんでいるようでした。

サスケはまだクワガタ探しを続けたかったようですが次回のお楽しみにして、今朝の集合場所に隣接していた「二ヶ領せせらぎ館」に行きました。

ここは国土交通省の二ヶ領宿川原堰管理所の一画にあり、「多摩川エコミュージアム」と「多摩川流域リバーミュージアム」の拠点施設、情報センターとしての機能しています。

建物の中に入ると、床面には河口から水源まで多摩川の水系全域を撮影した衛星写真が貼られていて目を引きます。そして多摩川で生息している生き物、アユ、カニ、ザリガニ、「たまずん」などの水槽が展示されています。

「たまずん」は黄金色の鯰で、令和2年6月、多摩川(高津区宇奈根)で釣り上げられ、「二ヶ領せせらぎ館」に寄贈されました。その後、川崎水族館「かわすい」や「多摩区役所」で展示されたのち、また「二ヶ領せせらぎ館」に戻ってきました。多摩区から『多摩区特別住民票』が交付されているそうです。

日中は寝床のパイプの中で動きませんが、側面から愛嬌のある顔が見ることができ、とてもかわいかったです。

その他にも、窓には双眼鏡が設置されいて川辺にいる野鳥をみることができます。小さいお子さんがいじって焦点がズレてしまっていたところを、館内にいるスタッフさんがすぐピントを合わせてくれていました。

設置されている広報の上にペーパーウェイトが置かれました。このペーパーウェイトは石に絵が描かれていて味わいがあって素敵でした。

今度また多摩川に来るときは、お昼を用意してゆっくり散策して過ごしたいなと思いました。

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