コテツとサスケはピアノを習っています。
と、言っても日頃は練習をしないので、
習っている期間だけ長くなっているだけで、上達はせず。
1年置きに、大きい会場での発表会がありますが、
そういった時だけ、頑張ってます。
今年は発表会の年ではなかったので、ちょっと物足りなく感じてました。
コテツは10年続けたい!と言ってるので、中3まで頑張るようですが、
サスケはつまらないと、辞めたがってます。
だよね。元気なサスケには苦痛かもしれないね。
辞めたいなら、本当は辞めさせてもいいのですが、
ピアノが弾けることで、人生の足しになれば…というのが夫の考え。
いくら辞めたいとなっても、夫から続けるように!となってしまいます。
ちなみに私は、中学の音楽のテストで50点中8点をとったことがあり、
そのうちの1点は音符の形が良かったからと、先生の温情があり実質7点。
そして次のテストの時でも50点中、16点。
決して授業を聞いていなかった訳ではなく、むしろ真面目な方でしたが、
テストで、『空欄に入れる音符は何か』といった問題はサッパリ。
周りにはピアノを習っているお友だちがいたので、
『空欄に入れる音符は何か』、という問題が分かるみたいですね。
そんな私の苦い経験から、ピアノを習っていると音楽のテストはいい!と、繋がっていきます。
私の話は別として…
コテツにピアノを習わせたきっかけですが、
幼稚園時代、家では元気なのに幼稚園ではお話ができなく。
どうしたものか…と思っていた時に、
お話できない分、ピアノで自分の思いを表現していってくれたらいいかも?
藁をもつかむ思いで、近所のピアノ教室の体験にいきました。
コテツもピアノの体験が楽しかったようでしたし、
ピアノの先生も、場面かん黙症のことをご存知だったこともあり、
コテツのお話ができるにつながっていけばと思い、ピアノを習い始めました。
年中の秋から個人レッスンで通い始めて、
初めの2、3ヶ月は私も一緒に教室に入って、様子をみていました。
コテツも真面目に先生に言われたことをやっていましたが、
うなずいたり、小声で答えたりで、コテツの緊張感が分かりました。
コテツの転機となったのが、
小1に上がる時に、グループレッスンになったことです。
同じ学年の女の子と、1つ学年の下の男の子と3人のグループになりました。
1つの下の男の子は、とにかく元気で電車好き。学年は違いましたが同じ幼稚園。
その元気な男の子、Kくんが、
『コテツくん、コテツくん』と、よく声を掛けてくれ、
ピアノが終わったあとは、教室の前で遊んだり、大好きな電車の話をしたりも。
先生から、教室ではKくんに引っ張られて楽しくやっているというお話で、
一年に一度、教室の見学日のときは、
コテツが楽しそうにレッスンを受けている姿が見られるようになりました。
Kくんとはピアノ以外で、電車旅に何度か出掛けたり、いい関係が続いてましたが、
他の習い事の関係で、Kくんが違う曜日に通うことになり、
コテツが6年生になってから、また個人レッスンに戻りました。
今では、Kくんがいなくてもピアノの先生とは普通に雑談もしています。
一方のサスケは、
コテツがピアノを習っていたので、自然と自分もピアノをやりたいとなり、
幼稚園の年中から、サスケは1つ年下の女の子と一緒にやることに。
元気な者同士、賑やかなレッスンで毎週、楽しそうでした。
途中から、サスケと同じ歳の男の子が加わり3人になったり、
女の子が辞め、そして男の子も辞めてしまい、今は一人でレッスン。
ずっと賑やかに楽しく過ごしていたので、
先生との1対1のレッスンはつまらない、辞めたいとなっています。
ピアノに対しての姿勢は、
コテツは楽譜を見てコツコツとやっていくタイプなのに対して、
サスケは好きな曲があるとYouTubeで調べて、自分なりに楽譜を作って弾くタイプ。
2人ともあまり練習をしないので、何だかなぁという気持ちで見ていますが、
ずっと後になってから、人生の足しにはなるかな?
ピアノをやっていて良かったと、思ってもらえたらいいかなと。
気長に構えてます。
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