サスケと昆虫②

カブトムシ

第2グループが幼虫探しが始まりました。第1グループだったサスケは持ち帰るオス、メスの幼虫を選び、センターで用意してくれた飼育ケースに、センターで用意してくれた土をよいしょ、よいしょとケースに入れ、やることが終わってしまいました。

センターで用意してくれた土は、幼虫たちがいた山の土で、1日天日干しをしてくれていたそうです。幼虫を入れる前に、飼育ケースに土を入れておかないといけなかったらしいです。

サスケはやることが早いのですが、終わったあとは「ひま~、ひま~」と言うのが定番。周りのお子さん達は何匹も何匹も見つけて、その中から丁寧に選別するようでした。

またやりたくなってしまったサスケ。1人2匹なのですが、事前に追加で2匹購入することもできました。職員さんに今から追加できないか話したところ、了解となったので、サスケは一目散に幼虫のいるエリアへ飛び込んでいきました。

第2グループのお子さん達もボチボチ終わりはじめてきたので、今度はなかなか見つかりません。私も一緒になって落ち葉を払い払い、土を掘って掘って、いた~!!オス、メスの選別はメスばかりでしたので、再度エリアへ。

一通り幼虫をとったあとは教室へ戻り、幼虫の飼いかたの講義をうけました。サスケは目の前にある飼育ケースに釘付け状態。あと1、2週間で幼虫からサナギの準備に入るので、特に土を足すことも、表面の土が乾いているからといって霧吹きで土を湿らすことも、さほど神経を尖らすこともないらしいです。表面は乾いていても内部は湿っている部分もあるので、かえって水分が多くなりカビの原因で死んでしまうこともあるそうです。

お昼をはさみ午後はセンター内の雑木林の散策&昆虫探しでした。サスケは早めにお昼を済ませて外のグランドへ一目散。この時はすでに霧雨になってきました。

野外センターはかつては分校でしたので、鉄棒と小さなうんてい、平均台があります。サスケはうんてい大好き小僧なので何度も何度も繰り返し遊んでました。

お昼を食べ終えたお子さんなどかなり外に出て、山の斜面を上ったり下ったり、各々遊んでいましたが、散策する前に一度教室に戻り、センター内で撮られた生き物の写真、カブトムシ、蝶、鳥、カエルなどを見せてもらい後半戦へ。

すっかり小雨になっていたので子ども達の多くはカッパ姿です。そして虫とり網とカゴも用意しているお子さんが多かったです(サスケも持っていきました)。雑木林内ではさほど雨が気にならず散策できました。幼虫エリアはもう一ヶ所あり、こちらは近くの牧場さんから馬糞をもらい落ち葉に混ぜているそうです。雑木林の一角に竹のエリアがあり、竹の子から竹へグーンっとのびている姿が力強く、かつ雨のなかで幻想的な光景でした。

このあと、さらに進んで昆虫を探すお子さん達と、教室へ戻って休んでもいい人たちと分かれて、私はもっと見に行こうと誘いましたが、サスケは「雨の中、いないよ」と早々と教室に戻り飼育ケースの幼虫を眺めて戻ってくる一行を待ちました。実際に雨で気温も下がると、昆虫たちも動かなくなり、虫とりに行ったお子さん達は特に見つけられなかったようです。

最後にアンケートの記入で、サスケは「またやりたいです」と自らアンケートに書いてました。この日は野外センターの外のグランドではドラム缶でピザ焼きをやっている団体などあり、雨の中でも竹を支柱にして青いシートを使ったタープが張られ、屋外の活動もしっかり出来ます。

かつてお世話になっていた子育てサークルで、私もサスケもここの野外センターをよく利用させてもらていました。流しそうめん、ドラム缶ピザ、壺を使った焼きいも、お餅つき、バームクーヘン作りなどなど、野外センターから道具を借り、やり方を教えてもらいながらいろいろと魅力的な事ができます。コロナ禍であるので慎重なご意見、やれることに制限はあると思いますが、子ども会でもこのような体験型のイベントを少しでも取り入れていけたらと思っています。

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